ジベリッシュというシンプルで強い浄化作用のあるテクニックを使った瞑想法です。
第1ステージの1時間のジベリッシュ、第2ステージの1時間の座る瞑想を1セットとして1日1回、それを1週間(7回)のプロセスとして行います。
第一のパートはジベリッシュです。「ジベリッシュ」という言葉は、スーフィーの神秘家ジャパールからきています。ジャパールはまったく系統的な言語を話さずただ無意味な音を発しただけだった。
それでも何千人もの弟子たちがいたのは彼がこのような明確な主張を持っていたからだ。 「マインドはジベリッシュ以外の何ものでもない。それを脇に置きなさい。そうすれば。自分の存在、自分の本性を味わうだう」。 ジベリッシュを使って意識的に狂いなさい。完全に気づきながら狂いなさい。そうすれば、あなたはサイクロンの中心となる。意味や理由などまったく気にせ ず、何であろうとやって来るにまかせるがいい。 マインドのあらゆるがらくたを放り出して、ブッダが生まれるスペースをつくり出しなさい。
第1ステージ:ジベリッシュ(1時間)
ジベリッシュは無意味で、でたらめな言語や音声を発するテクニックです、それと同時に身体も動くにまかせます。それは感情の深層、過去の肉体的、精神的 な記憶とつながる助けにもなります。感じていることをそのままジベリッシュで表現し放り出します。 何かを理解する必要も意味あることをする必要もありません。ただでたらめな音声を発することを徹底的に楽しむのです。
第2ステージ:静かに座る(1時間)
眼を閉じて完全に静止し沈黙し、くつろいで座ります。エネルギーが内側に集まり、思考がどんどん遠のき、自己の中心にある 「深い沈黙と平安」 のなかに自分自身が沈み込んでゆくにまかせます。気づいています。全面的にこの瞬間のなかに在りましょう。 「丘の上のものみ」 となって、通過するものは何であれ目撃します。思考は未来へ向かうか、過去に戻ろうとするでしょう。それに距離を置いたまま、ただ見守りましょう。どんな 判断も下さず、それにつかまらず、ひたすら現在にとどまり見守っています。 これを1週間つづけることで、瞑想の深淵、 OSHOがノーマインド(無心)と呼ぶ境地が自然と起っていることにあなたはきっと気づくでしょう。